この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
相談者は、その父と幼い頃に生き別れになっていたところ、その父が最後に住んでいた自治体から、相談者がその父の相続人であるとして、請求書が届きました。相談者は、相続放棄したいと考え、当事務所にご依頼になりました。
解決への流れ
相談者の父が亡くなったことを示す除籍謄本に至るまで、戸籍等をたどり続けましたが、何度も本籍を変更していたことで、日本全国津々浦々の各自治体から、非常に多数の戸籍等を取得して、相続放棄の申述に至りました。
亡くなった方が、本籍を何度も移動させている場合などは、相続関係を調査するだけでも、戸籍等の取得を、多数回繰り返す必要があり、このような事務に不慣れな一般の方ですと、かなり大変な事務作業になります。こういう場合も、弁護士をご利用いただくことで速やかな解決ができ、よかったと思います。