この事例の依頼主
女性
相談前の状況
1.ご相談者様は合計4社から総額300万円を超える多額の借金を抱えておりました。⒉ 返済を続ける中で、借金の返済が困難となったことから弁護士に相談することとしました。
解決への流れ
1.弁護士は、ご相談者様から依頼を受けると、速やかに受任通知を各債権者に対して送付しました。2.各債権者に対しては依頼者様の資産状況や経済状況について詳細に伝えた上で多数回分割に応じるよう粘り強く交渉を続けました。3.結果として、全ての債権者に対して将来利息をカットした上で、多数回分割に応じさせることができ、最大では85回での分割による和解により、月々の総返済金額を依頼者様の要望に沿う形で成立させることができました。
1.任意整理においては、債権者は36回~60回の分割に応じることが多いと言われることがありますが、実際には個々の状況によって債権者の対応は全く異なります。2.今回の事例では、依頼者様の資産が乏しいことや家計状況について詳細に債権者に伝え、返済可能額について粘り強く交渉を続けたことで、最大85回分割での多数回分割の任意整理を成立させることができたと思います。3.依頼者様の要望に沿った形で任意整理を成立させることができたことは、弁護士としても大変喜ばしいことでした。