この事例の依頼主
30代 女性
相談前の状況
長年つきあっていた男性に実は同居している女性がいることがわかり、相談にいらっしゃいました。相談者の方は、その女性が本命の彼女なのか奥さんなのかわからないと言っていましたが、私は、今までの経験からこの女性が配偶者であることを察知し、その調査をした上で相手方への交渉をすべきと助言しました。
解決への流れ
相談者の方から配偶者がいるかどうかの調査から受任しました。すぐにやはり問題の女性が配偶者であることがわかりました。そこで、その男性に慰謝料請求をしました。
あまり知られていないのですが、既婚者がそのことを隠して異性と肉体関係を持つことは貞操権侵害などの不法行為になり得ます。配偶者と離婚調停中であるなどと説明しながらその説明が虚偽である場合も同様です。相手方は配偶者に知られたくないと思うでしょうからその点を上手く利用することで比較的高額の慰謝料を手にすることもあり得ます。