この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
被相続人には多額の債務があったが、相談者(被相続人)から相続放棄の相談を受けた時点で、相談者が被相続人死亡を知った時から3か月経過まで約1週間しか残っていなかった。
解決への流れ
とりあえず亡被相続人の債務が多額であることは分かったものの、被相続人には過払金請求権も残っているようで、どちらが多いかよく分かりませんでした。そこで、最低限必要な書類を手早く収集し、家庭裁判所に期間伸長審判申立を行いました。伸長された期間に、財産状況をよく確認したところ、結局債務の方が多かったので、最終的には相続放棄を行いました。
期間がさほど残っておらず焦ったときでも、慌てず騒がず、その道に詳しい者に相談することが肝要です。当事務所では提携する税理士もいますので、相続税に関しても対応致します。