この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご相談者様は、代表取締役からのパワハラと「やめるなら数百万円の損害賠償を請求する」との脅迫により、実質的に退職すら許されない状態に追い込まれていました。そのため、精神的にも非常に苦しい状況であり、退職どころか会社に居続けることすら困難な状態でした。
解決への流れ
迅速な対応により、この“退職できない状況”から即日退職を実現させることができました。さらに、代表取締役のパワハラ行為が違法であることを明確に示し、会社からの損害賠償請求の可能性についても法的に反論可能であることが判明しました。これを踏まえ、会社側と粘り強く交渉を重ねた結果、損害賠償請求権の放棄を確約させ、給与３か月分相当の解決金を獲得しました。その結果、ご相談者様は精神的な重圧から解放され、法的・経済的に大きな救済を得ることができました。
本件の最大のポイントは、ご相談者様が直接、代表取締役のパワハラや損害賠償請求の脅迫に対応せざるを得ない構造から、窓口を弁護士に切り替えたことで精神的な負担を大幅に軽減できたことにあります。パワハラ加害者本人と直接対峙し続けるのは非常に厳しく、問題を根本的に解決するためには、まずは対応の「窓口」を変えることが不可欠です。そのうえで、私たち専門家が法的観点から代表取締役のパワハラ行為の違法性を明確に指摘し、さらに損害賠償請求の不当性を論理的に反論できたことが、会社側との交渉を優位に進める決定的な要因となりました。これにより、ご相談者様は直接の圧力から解放され、退職できないという困難な状況から即日退職を実現。さらに、損害賠償請求権の放棄と給与３か月分相当の解決金獲得という大きな成果を勝ち取ることができました。もし同様に、パワハラや不当な請求で苦しんでいる方がいれば、まずは弁護士に相談し「窓口」を変えることから始めることを強くお勧めします。専門家が介入することで、問題の解決に向けた道筋が大きく開けます。私たちは、皆さまの権利を守り、安心して次のステップに進めるよう全力でサポートいたします。