この事例の依頼主
50代 男性
相談前の状況
ご依頼者様さまは信号のない横断歩道を歩行中、前方不注意の自動車にはねられる交通事故の被害に遭いました。事故により左脛を骨折するなどのケガを負ったため、職場を解雇されてしまいました。ご依頼者さまは少しでも高額な損害賠償金を受け取りたいと考え、弁護士法人プロテクトスタンスにご相談されました。
解決への流れ
ご依頼者さまは治療を続けましたが、長距離を歩いたり、関節を動かしたりすると膝に痛みが生じる症状が残りました。本件を担当した弁護士のサポートを受けながら後遺障害の等級認定を申請した結果、左脛の骨折による影響が認められ、12級に認定されました。その後の示談交渉で弁護士が損害賠償金を請求したところ、加害者側の保険会社から1,050万円が提示され、高額な賠償金を受け取ることに成功しました。
交通事故によるケガが完治したり、後遺障害の等級認定を受けたりすると、保険会社との示談交渉が始まります。示談交渉では、保険会社から損害賠償金の金額が提示されることが一般的ですが、弁護士が算定する損害賠償の基準よりも非常に低額なケースが大半です。そのため、不満があれば増額を求めることになりますが、事故や交渉のプロである保険会社に対し、一般の方が増額を認めさせるのは不可能に近いでしょう。この点、弁護士であれば、法的に認められる最大限の金額を目指した増額交渉を行うため、損害賠償金の増額が期待できます。