この事例の依頼主
男性
相談前の状況
長年にわたって親戚の土地を管理してきたが,その親戚が亡くなった。土地を自分で引き取りたいが,相続人の人数などが不明で,手がつけられない。
解決への流れ
調査の結果,20人以上の相続人が判明した。各相続人と連絡を取り,依頼者が土地を管理してきた実情を説明し,遺産分割協議を成立させた。相続登記を進めようとしたところ,依頼した司法書士が「これでは法務局が申請を受け付けない」と業務の進行を拒否したため,弁護士側で相続登記を進めて完了させた。
人数が多かったため,相当の時間を要した事件でした。難色を示す相続人もいましたが,説得の末,成立までこぎつけることができました。