この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
バイク同士の接触事故で大腿部の開放骨折等の傷害を負われた被害者が、症状固定前に精神障害を発症して自殺してしまったケースでした。相談にお越しになったのは、被害者の親族で、相手方保険会社の示談案が入通院慰謝料の300万円少々だったことに納得できないとのことでご相談にお越しになりました。
解決への流れ
当方で事故後のカルテをすべて取寄せて被害者の症状経過を分析し、長期治療をしてこられていたことから死亡時には症状固定であったとして死亡日を症状固定日として死亡時の主治医に後遺障害診断書を作成して貰い、自賠責保険にて併合9級の認定を受けることができました。また、訴訟にて後遺障害9級に基づく損害額が認定され、総額1億円少々の損害賠償金を取得しました。
交通事故の治療途中で死亡してしまったケースでも後遺障害が認められるケースがあります。当方では上記以外のケースも経験しておりますので、被害者遺族の方は諦めてしまわずに一度ご相談下さい。